こんにちは、なべすけです。
営業で売れなくて辞めたい・・・でも、売れなくて逃げたと思われたくはないし・・・周りから認められて、働けるようになりたい。
今回はこのようなお悩みに応えていきます。
なべすけ
僕自身、新卒で未経験から営業を始めました。体育会系の会社で「売れるやつが全て」という雰囲気の会社で、最初の頃はとても苦労しました。それでも、いくつかの工夫によって人並みくらいは売れるようになりました。
今回は、自分自身が営業はじめたての頃も振り返りつつ、営業マンが売れなくてやめたくなる心理、本当に辞めるべきかの判断基準をまとめます。
記事の後半には、僕が実際に売れるようになるまでに心がけていた行動についても触れていきますので、「結果で見返したい!」と考えている方は是非参考にしてください。
目次
営業マンが売れないで辞めたい心理5つ
営業マンであれば、誰もが売れない時期を経験します。
売れないからもうやめたい!と思うのは、営業マンあるあるとも言えるかもしれませんね。
もしこれを読んでいるあなたが、今後営業マンを辞めるにしても、辞めないにしても、自分の今の心理状況を理解しておくことはとても大事なことです。
なんとなく自分の気持ちに蓋をしてやり過ごしてしまったらとても勿体無いですからね。
営業マンが売れないで辞めたいという心理をは以下の5つになります。
- 周りからバカにように感じる
- お客様のためになっているように思えない
- 目標数字・ノルマがキツすぎる
- 上司との関係性がうまく行かない
- 売れないで辞めるべきかの判断基準
一つずつ解説していきますので、ご自身の現在の状況に当てはまっていないか照らし合わせてみてください。
周りからバカにように感じる
特に体育会系の営業会社であれば特にこの傾向は強いかもしれません。
実際にバカにしてくるような人がいる会社ならすぐに辞めるべきですが、直接的にバカにされたり酷い扱いを受けていなくても、どこか自分に引け目を感じてしまうんですよね。
何か主張したいことややりたいことがあっても「でも、自分は営業成績を残せていないからなあ・・・」と、新卒1年目の頃の僕も常に感じていました。
これに当てはまる方も多いのでは無いでしょうか。
なべすけ
自分の存在価値が無い様に感じてしまう
一つ目の心理と若干被るかもしれませんが、自分の存在価値が無いように感じてしまうこともあるでしょう。
営業目標もクリアできずいつも先輩がカバーしてくれていたり、仕事でもミスが続いてしまうと、どうしても「自分がここにいる意味あるのかなあ」なんて感じてしまいます。
僕も新卒の頃は全くの役立たずでいつも自分が嫌になっていました。
この状況の人がいるとしたら、あまり自分を責めすぎない様にしてあげましょうね。
なべすけ
お客様のためになっているように思えない
営業に行ってもお客様に断られ、どこか嫌な顔をされているように感じる・・・という状態が続くと、本当にお客様のためになっているのか?と思ってしまいますね。
入社を決めた時は、お客様のためになることがしたい!とかお客様に寄り添いたい!と考えている人も多かったと思います。
僕も実際にはそうでした。
後からわかったのですが、営業マンとしてお客様の役に立つということは「売れる」ことは第一条件です。
営業始めたたての頃の売れない時期には、入社時に描いていた理想とのギャップにより気持ちが落ち込んでしまいがちですよね。
目標数字・ノルマがキツすぎる
営業マンだから当たり前、と言われたらそれまでなのですが、会社によっては目標数字がかなり高めに設定されている会社も中にはあります。
実は僕が勤務していた会社もこれでした。
こういう会社の特徴としては、上層部の数字設定の目論見が甘すぎます。
結果として現実味のない目標設定をしてしまい、現場の士気を奪っていく…みたいな構図ができている会社も正直多いのではないでしょうか。笑
目標に圧倒されてしまうのは誰でもあることですね。
上司との関係性がうまく行かない
もしあなたがミスを繰り返してしまっているとしたら、上司からきつい言葉を言われているということもありますよね。
その結果、普段の会話もギクシャクしてしまったりします。
こうなってくると会社に行くのもどんどん億劫になってきてしまいます。
実際、僕も新卒の頃はよく上司に怒られていたのですが、なんだか何をやっても怒られているような気がしていました。
なべすけ
売れないで辞めるべきかの判断基準
部下くん
部下くんのように思われた方もいらっしゃるかと思います。
まずは、ご自身の心理を理解していただきありがとうございます!
ここからは、それじゃあ実際に辞めるかどうかの判断基準は何?というところを解説していきます。
結論から言うと、下記の二つを判断材料にしてみるのが良いです。
- 仕事で楽しい部分はひとつもない?
- 自分にできることはやり切った?
では、いつも通り詳しく解説していきますね。
仕事で楽しい部分はひとつもない?
今やっている仕事で、何か楽しい部分はないでしょうか?
さきほどお伝えしたような心理状態になってしまっていると、どうしてもネガティブ面に目が行きがちです。
実際に辞めると言う判断をする前に、初心に立ち返るのがおすすめです。
僕の場合は、営業数字に追われていて、ノルマをこなせない自分が嫌になったことがありましたが、その時に初心に立ち返ってみると、「別に自分は会社の数字を作りたくて入社したわけじゃない」ということに気づくことができました。
なべすけ
- お客さんとのコミュニケーション
- 頼まれた仕事を期限内に終わらせる
- マーケット情報の分析
などなど、なんでもいいのですが、自分には今の仕事で楽しいと思えることが何かなかったか?と言うことをもう一度確かめてみてください。
それが、モヤモヤを解決するためのキッカケになることもあります。
自分にできることはやり切った?
少し厳し目の見出しになってしまいましたが、大前提として、別に営業が嫌で辞めてもいいんです。
あいつは逃げたと思われたところで、なんのマイナスもありません。
しかし、せっかくなら自分にできることをやり切ってから辞める方がいいと僕は考えます。
その方が自分の気持ち的にも、すっきりするはずですし、一度始めた営業マンという仕事を味わい尽くしてから辞めることができます。
現に、僕は新卒の頃全く売れないでもう営業辞めたいなって思っていた時期もありましたが、その時期から逆転して、人並みに売れるようになり、マネジメント職まで経験させていただきました。
駆け出しの営業が売れないのは当たり前ですが、営業マンとして成長は、案外社会人としての土台作りにもなります。
また営業マンとして売れた時に、お客様から必要とされている感覚や、会社の中で少しでも自分の役割が増えていく過程は、会社員として経験しておいて損はないですし、結構脳汁がドバドバでる瞬間だと思います。
まだ駆け出しの方であれば、一回挑戦してみようと考えるのが個人的にはオススメです。
売れないで悩んでいる人が取るべき3つの行動
部下くん
よくぞ聞いてくれました!ありがとうございます!笑
せっかく営業マンを始めたのなら、辞める前に僕が今から紹介する行動をしてからでも遅くないと思います。
これから紹介するのは以下のような3つの行動です。
- 売れる先輩の商談を徹底してパクる
- 売れる営業のマインドセットを学ぶ
- 行動する機会を増やす
なべすけ
もし気になるものがあれば、実践してみてくださいね。
売れる先輩の商談を徹底してパクる
これは一番最初に持ってきましたが、これは一番効果があったからです。
正直、自分は売れない営業だ・・・と決めつけるのはこれをやってからにしましょう。
おそらくあなたの会社にも、トップセールスと呼ばれる、ヤバい先輩がいるはずです。その人の商談を“徹底的に”パクりましょう。学生時代は「パクリ=悪いこと」でしたが、ビジネスの現場では「パクリ=当たり前」です。
聞いたこともある方も多いかもしれませんが、営業の世界でよく言われるのが「守・破・離」の考え方です。
守破離(しゅはり)とは、茶道や歌舞伎、剣道などの芸能や武道におけるプロセスを表す言葉です。まずは先人の教えを守るところから始まり、習得できたらその型を破る。最終的には独自に発展させ、型から離れた己のスタイルを確立する。この一連の流れをまとめて守破離と呼びます。
引用:https://apro-c.co.jp/syuhari-business/
あまり歴史が得意ではないので、引用させていただきましたが(笑)、元は千利休の考えだそうです!
そんなに昔からある教えなのですから、実践しない手はありません。
コツは、「徹底的に」パクると言うことです。僕はトップセールスの先輩のロープレ動画を死ぬ度みました。
徹底的にパクるために以下のようなポイントを意識してみてください。
- 商談の流れをパクる
- 提案のロジックをパクる
- 表情をパクる
- 声のトーンをパクる
- 笑いの取り方をパクる
なべすけ
売れる営業のマインドセットを学ぶ
また、営業マンにとっては、自分は売れる営業だという、しっかりしたマインドセットを入れることも重要です。
意識高い系になれ!とは言いませんが(笑)、自分の中に売れる営業マンのイメージを入れておきましょう。
僕は「YouTubeで学ぶ」とか「本を読む」と言う方法をとっていました。
それぞれおすすめをいくつか紹介しておきます。
Youtube
営業系のコンテンツを発信しているユーチューバーさんもたくさんおりますから、あなたの正確に会う方を選んでいただければと思うのですが、僕は下記の方々から学んでいました。
僕が、思わずいいねした動画を載せておきます。
Tomorrow Gateを経営する西崎社長のチャンネルです。西崎社長のお話もかなり参考になりますが、チャンネル内に登場する西崎隼平さんや水城さんのお話がとても参考になります。
もう一人は、独特な話術の宋世羅さんのチャンネルです。この方のお話は若干レベル高めですが、トップセールスはこんなこの考えているんだなって言うのが学べます。
今回挿入させてもらった動画も、かなりレベル高いですが、紛れもない超正統派の高単価の出し方です。
本
本で学ぶと言うのもひとつありですね。
「営業の本なんてどれも書いてあること同じ」と言う方もいますが、基本的には本屋さんに行ってみたりアマゾンを覗いてみたりして、自分の気になった本を買う感じで良いかと思います。
ちなみに僕のおすすめは以下の2冊です。
|
↑営業の基本とも言われる内容が入っています。
|
↑トップセールスが意識していることが存分に学べる一冊です!
行動する機会を増やす
先輩の商談もパクった、マインドセットもしっかりできた、ということであれば、行動する機会をしっかり確保することも意識しましょう。
結局のところ営業は確率論です、最終的には。
だから、まずは行動の数を増やすことが結果を出す上では一番重要です。
- テレアポのコール数を増やす
- 商談の機会を増やす
- 提案の数を増やす
など、なんでもかまいませんので、母数を増やすことを意識してみてください。
まとめ
さて、少し長くなってしまいましたが、、今回の記事は以上です。
まとめると、営業で売れなくて辛い、辞めたいと思う時期は誰にでもあります。
だからこそ実際に辞めるのは、やるべき行動をとってからでも良いと思います。本日紹介した行動はどれも僕が実践したものばかりです。
ぶっちゃけ僕にできたから、これを読んでいるあなたにもできるはずです。
少しづつ行動を変えていき、結果で周りに認めてもらえる一人前の営業マンになりましょう!
僕も陰ながら応援しています。
それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
今後とも働き方や営業に関する内容を発信していきますので、よろしくお願いします。