こんにちは、なべすけです!
会社は将来出世させるために、地方配属にしてくれているのかな?
今回はこのような疑問に答えます。
なべすけ
記事を読むメリット
・新卒で地方配属されたら、出世と関係があるのかわかる
・地方配属から出世するために重要な考え方がわかる
地方配属が決まって、気持ちがモヤモヤしている方の参考になれば幸いです^ ^
目次
【実体験ベース】新卒の地方配属は出世に関係ある?
僕の実体験からの結論は以下の2つです。
「地方配属=出世コース」ではない
しかし、出世しやすい環境ではある
それぞれどういうことなのか深堀していきます。
地方配属=出世コースではない
出世のために地方配属をしている訳ではありません。
「地方勤務も本社勤務も経験していた方が良い」と言う声を良く聞きますが、ぶっちゃけ地方配属される理由の8割は人の問題です。
簡単に言えば、人材不足や業績不振ですね。
僕が働いていた会社でも、人事異動のほとんどが、この2つの理由でした。
しかし、出世しやすい環境である
とはいえ、地方には出世するために必要なスキルも身につけるための環境が整っているのも、事実です。
結果として、「地方配属を経験している人で、出世している人」は多いです。
これが、地方配属は出世コースと言われる要因だと考えるといいでしょう。
なべすけ
具体的になぜ地方配属は、出世しやすい環境かと言いますと、地方は以下のような状況である事が多いからです。
チャンスをもらえる回数が多い
前任者の成績がショボい
担当する業務の幅が広い
チャンスを貰える回数が多い
例えば、営業マンの場合を考えてみましょう。
僕が働いていた会社では、都市部の支店には新規担当の営業マンが大体3〜5人くらい在籍しているのに対して、地方は1〜2人でした。
都市部の支店なら、「VIP案件」や「高単価が狙えそうな案件」はもちろんトップセールスマンが担当しますから、若手にそのような「おいしい案件」が回ってくる事は少ないです。
しかし、地方ならそのような案件に対応できる機会ももらいやすいです。
若手のうちから自然とチャンスが増え、その結果、成長スピードが速いため、出世につながりやすいと言う訳です。
前任者の成績がショボい
地方支店の業績改善が目的で、配属をされることもあります。
結論から言うと、このパターンはめちゃくちゃチャンスです。
理由は、「昨対ベース」の評価がぬるゲーだからです。
会社での評価は、多くの場合「昨年の成績と比べてどうだったか」を基準としますので、前任の方の成績がそこまで良くなかった場合、普通にやればめっちゃスゴイ実績を残しやすいです。
昨対売上120%!とか昨年対比110%伸長!みたいな実績になりますので、会社からは評価されやすく、出世に繋がりやすい傾向にあります。
なべすけ
会社が見ているのは「結果」だけなので、このパターンの地方配属の場合、評価面は結構楽になりますよ^ ^
担当する業務の幅が広い
都市部の支店は基本的に「分業制」なのに対して、地方の支店は「業務を一貫して行う」ことが多いです。
僕の働いていた家庭教師派遣会社では、地方配属の社員の業務は以下のようなことでした。
・現会員への営業
・支店の教師リソース確保
・事務処理
・地域プロモーション
都市部の支店では、このようなことが細分化されていました。
飲食店とかで言えば、キッチンの人はひたすら料理だけを作り続けるみたいな感じですよね。
いろんな業務を自分で担当するからこそ、マルチタスクをこなすスキルが身につき、出世につながりやすいというわけです。
地方配属から出世するための具体的な行動は?
さて、ここまで読んでいただいた方のなかで、「地方配属でも出世できるかどうかは結局自分次第か…具体的にはどんな行動をしておくといいんだろう?」と思った方もいらっしゃると思います。
記事の後半では、僕が地方配属されてから昇進するまでに行った具体的な行動を3つ実体験ベースで記載しますので、参考してください。
営業成績を残す
これはもう言わずもがな重要です。
営業成績を残していると自然と「あいつは結構できる奴かもしれない」と経営陣から一目置かれます。
僕は2021年から佐賀に異動させていただきましたが、
・佐賀は競合他社が少なかった
このような点から割といい成果を上げることができました。
なべすけ
上司の仕事を奪っていく
上司がどんな仕事をしているか?をしっかり見ておきましょう。
ぶっちゃけここが見えていないと、上に上がれません。
僕は、新卒時代は結構お世話になっていた先輩が上司だったので、どちらかというと「忙しい先輩を助けるために、自分でも手伝えることはないかな?」という視点をもって、先輩の仕事を見ていました。
そういう視点を持っていると、「これは自分でも対応できるな」とか「ここまで仕事進めておいたら、先輩がやりやすいな」というのが見えてきました。
結果として、先輩の仕事の一部を僕が担っている状況ができ、自然と上にあがる素養が身についていきました。
なべすけ
数字分析ができる力をつける
昇進するにあたり、必須になるスキルが「数字分析」です。
上司になるということは、部下のマネジメントをする必要がでてきますから、「年間予算の考え方」とか「毎週の目論見作成」という能力は必須です。
とはいえ、最初は会社から配信される数字資料の見方を先輩社員に教えてもらうだけでOKです。
僕の会社の場合は、エクセルでした。
その上で、会社から共有されるデータや資料はどこの数字を参照しているのか?というのをだんだんと自分で見れるようにしておくと、昇進した時に自分が管理しないといけない数字はなんなのかが分かるようになり、昇進後に苦労することが減ります。
昇進したいと考えている人は普段から数字分析を行う癖をつけましょう。
別に出世は求めていないけど、早く都市部に戻りたい
もちろんこんな考え方の人もおりますよね。
出世が全てではないと思います。
今回は、長くなってしまったので、別で記事を準備して「最速で都市部に戻る方法」を詳しく解説しますが、結論は、「ベンチマークする人を決める」ということです。
【地方から都市部】営業部内で異動希望を出す人向けのキャリアプラン
ということで今回はここで以上となります。
まとめると、「地方配属で出世できるかどうかは、自分次第だけど、出世しやすい環境は整っていることは多い」ということでした。
地方に配属されたみなさんも腐らずに頑張れば、出世できるので、安心して取り組みましょう。
僕みたいに、ラッキーな地方に飛ばされる方もいるかもしれませんので、スピード出世を決めましょう^ ^
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
さようなら〜