新卒で地方に飛ばされる理由は2つ【左遷されているわけじゃない】

新卒で地方に飛ばされる理由は2つ!【左遷されているわけじゃないよ】

Pocket

こんにちは、なべすけです。

地方配属になった人の疑問
新卒で入社した会社の配属で地方に飛ばされる理由って何?
なんでおれ(私)が地方配属なんだ・・・?

今回はこのような疑問に答えます。

なべすけ

僕自身、2018年に新卒で会社に入りましたが、1ヶ月の研修を経て、鹿児島に配属されました。
出身は茨城県なので、まじで縁もゆかりもない土地への配属でかなり不安でした。
当時の心境も含めて記事を書いていきます!

この記事を読んでいるあなたはおそら地方配属を言い渡され、不安な気持ちがかなりあると思います。
しかし、結論からいうと、新卒における「地方配属」はあなたの能力が低いから地方に配属しているということではありませんので、もし会社からの評価をきにしていた方は安心してください!

 

この記事を読むメリット

・新卒が地方に飛ばされる理由が分かる

・都市部に戻るためにどうしたらいいかが分かる

 

ぜひ参考にしてください^ ^

スポンサーリンク

 

 

新卒で地方に飛ばされる理由は2つ【左遷されているわけじゃない】

早速結論からいくと、新卒が地方に飛ばされる理由は大きく2つあります。

①地方配属でもやめないだろうと思われている
②あなたの成長に期待している

それぞれ詳しく解説していきます。

 

地方配属でも辞めないだろうと思われている

簡単に言えば、割とガッツはあるだろうなと思われているということです。

考えてみるとわかるのですが、あなたが会社の人事担当なら、新卒に一番されたくないことはなんでしょう?
答えは「すぐに辞められること」です。

噂では新卒を一人採用するのに約100万円のコストがかかると言われていますから、新卒の配属を決める際に、「あなたは辞めそうな人かどうか」を判断します。
要は、辞めそうな人と判断したら、人の多い都市部に置いておくかあということになるわけです。

僕の会社では、以下のような流れで配属が決まると言われていました。
(あくまで噂ベースです)

新卒100名の配属先の決め方
①まずは、優秀層(特別採用枠など)を都市部に配属(5人〜10人)
②次に、地域限定職(ほとんど東名阪)を配属(約30人〜40人)
③次に、総合職(全国型)から「不安がある人材」を出来るだけ都市部の近くに配属(約20人)
④最後に、総合職(全国型)の「辞めなさそうな人材」を地方に配属(20人〜30人)

こうやって考えてみると結構合理的な感じがしませんか?
会社というのは、いつもこうやって合理的に決断をします。

内定者の頃、先輩社員との面談で「配属はなべすけ君の性格も見ながら、相性の良さそうな先輩社員や上司のいる場所に配属されるよ!」なんて言われていたことは大ウソだったんだなあと今振り返ったら思います

しかし、会社の評価的にやばそうなのは③の方々になりますので、地方配属されたということは、研修期間を通して、「見込みがあるヤツ」とか「今後期待できるヤツ」と判断された可能性は高いということになります!

 

なべすけ

地方配属はあまりものかあ・・・と正直思っていましたけどね笑

 

あなたの成長に期待している

地方に配属された時点で、会社にはある程度期待されていると考えて良いでしょう。
なぜなら、地方には以下のような状況があることが多いからです。

業務が細分化されておらず、総合的なスキルが身に付く
・人手不足で、即戦力の人材を求めている
・中途社員の割合が高く、新しい風を吹かせたい

僕の会社でもそうでしたが、都市部は基本的に「分業制」でした。
都市部では、「テレアポ担当」「新規担当」「現会員担当」「商品管理担当」などかなり業務が細分化されたいた一方で、地方では、これらを一人で回す必要がありました。

成長速度で言えば、圧倒的に地方の方が経験値が積める環境にあります。

また、人材不足による地方配属の場合もあります。
その土地である程度すぐに成果を出してくれるだろうと期待されている証拠です。

実際に、僕の会社の部長級の社員の経歴を見ても、割と地方を経験されている方が多かったです。

 

なべすけ

都市部に比べて、人手が少ない分、成長スピードも加速するのは、地方配属のメリットです。

 

スポンサーリンク

 

どのくらいで都市部に戻って来れる?

部下くん

会社から期待されていることは分かったけど、実際どのくらいで都市部に戻って来れるかな…?

地方配属に不安を抱えている方は、ここも気になりますよね。

結論、これは個人差があります。
早い人なら1年、遅い人なら4年、ずっと地方で働くなんてことも。

僕はどのタイプの人も見てきました。
また、僕自身は都市部に戻るチャンスを掴むまでに4年間かかりました

 

早く戻りたいなら、都市部で成果を出している人のポジションを狙いにいきましょう

これは昔の僕に対するメッセージでもあるのですが、結果を出す時に重要なことがあります。
それは、「都市部の人がどんな結果を出しているか」を常に意識しておくことです。

・都市部の営業マンはどのくらいの成約率か?
・都市部の営業マンの契約単価は?
・都市部の営業マンのテレアポは?
・都市部の営業マンの現会員売上は?

たぶんこの辺りの数字というのは、社内システムで簡単にみることができるはずです。

比較対象」を作っておくと、いざ異動の希望を出す時に、手をあげやすくなります。

ただがむしゃらに頑張っていたのが、僕が都市部に戻るチャンスを掴むのに時間がかかった原因です。

 

おすすめは2番手か3番手の営業マン

誰を比較対象にするか、という問題もありますが、僕のおすすめは「2番手か3番手の人」を比較対象にすることです。

新卒社員がいきなり都市部のトップセールスマンと同じ成果を上げることは難しいです、

しかし、2番手3番手の人は、トップセールスに隠れて、そこまで成果を上げていないことも多いです。

 

異動の希望を出す時には、

なべすけ

都市部で営業している〇〇さん(2番手の人)より、僕の方が××の面で実績を上げられる自信があります。だから、都市部に異動したいです

と伝えるようにすれば、会社の上役にも響きやすいです。

【地方から都市部】営業部内で異動希望を出す人向けのキャリアプラン

 

さて、今回は少しながくなってしまいました。
まとめると、

・地方配属は期待されている証拠
・都市部に最速で戻りたいなら、都市部で成果を出している人のポジションを狙いに行く
・トップセールスよりは、2番手や3番手のポジションが狙い目

ということです。

地方配属になった方はテンションが下がってしまうことも多いですが、今回の記事でお伝えした内容も参考にして、日々の業務を頑張ってみてください。
それでは、また次回の記事で!